あがり症

あがり症とノルアドレナリンとセロトニンの関係

※「あがり症は遺伝しますか?」からの続きです。

セロトニンの分泌量が少ない人があがり症になる
あがり症の症状が表面化するのは、脳内伝達物質のノルアドレナリンの作用が大きく関係していると考えられています。

ノルアドレナリンには交感神経を活性化させる働きがありますので、神経を興奮した状態にさせます。


それに対してセロトニンにはノルアドレナリンの効果を抑えたり分泌量自体を減らすという作用があります

本来人間の体はノルアドレナリンとセロトニンのバランスがとれているわけですが、あがり症の人というのはノルアドレナリンの分泌量が多く、それを調整する役割のセロトニンの分泌量が少ない体質の人が、あがり症になってしまうと言われているわけなのです。


セロトニンの分泌量が少ない日本人
民族的に見た場合、日本人はセロトニンの分泌量が少ないということなんですね。これが日本人にはあがり症の人が多いと言われる所以なのです。

生き物の設計図とも言われている遺伝子には、5−HTT遺伝子と呼ばれるものがあります。実はセロトニンの分泌量は5−HTT遺伝子によって決められると考えられていますが、5−HTT遺伝子は親から引き継がれるものなんですね

もちろん親から遺伝として引き継がれると言いましても、後々生きていく過程の中での環境にも大きく影響を受けて変化する可能性はあります。


ところで5−HTT遺伝子にも個性がありまして、実は長さの短い人と長い人がいるんですね。短い人は不安を感じやすく、そして長い人は不安を感じ辛いということ。

微妙なお話になってしまいましたが、あがり症と遺伝が全然関係ないとは言い切れないという感じですね。



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